鳥取県立博物館で幕末維新ミニ展開催中
昨年末に県立博物館で開催された「鳥取藩二十二士と明治維新」はすごかったですね。
良くあれだけの展示物を集めたなあと感心し、このブログ上で「よくがんばったで賞」をあげた担当者を慰労しようと、一月ぶりに博物館を訪れました。
借りていた展示物を1月中ごろには全部返し終わり、「疲れが出てませんか?」と聞くと、常設展コーナーに本邦初公開のものを展示したミニ展をやっています。」とのことでした。
その名も「鳥取藩二十二士と明治維新 リターンズ」とは、シャレている!
「へとへと」だと思っていたら「リターンズ」してました。若いなあ。
私も「鳥取黒木龍馬会」立ち上げを報告したところ、「黒龍会ですか!」と略して言うので、「それだとまるでヤクザみたいだから、普通呼ぶときは龍馬会で!」とお願いしてきました。
リターンズの注目の展示物は
(1)鳥取藩二十二士の寄書
(2)佐善元立、詫間半録書画貼り交ぜ(初公開)
(3)本圀寺永代供養の領収書 (初公開)
本圀寺事件で殺された早川卓之丞と藤井金蔵の永代供養代の領収書ですが、
本圀寺から早川卓之丞と藤井金蔵、亡くなった二人宛に出されているところがめずらしい。
(4)松田正人の借金証文 (初公開)
二十士救済のために、松田が岩美の豪商から借りた100両の証文。
(5)松田正人の服
かなりちっちゃい。女性用?と思うほど。松田はちいさかったようです。
松田正人は京都霊山護国神社にお墓がある松田市太夫の養子で、東京府知事、琉球処分官、大久保利通の右腕、山本覚馬を師と仰ぐ人物である。養父の市太夫も尊王攘夷派の首領で龍馬の近くに墓があり、どちらもすごい!
展示は、3月9日(日)までなのでお見逃しなく。
リターンズのリターンズはあるのでしょうか?
明治維新150年の平成30年は、超絶リターンズをやってください。黒木龍馬会もコラボで応援します。
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