<維新の魁、戦艦武蔵>由良台場ロケに行ってきました
本日の日本海新聞に「北栄図書館に六尾反射炉と由良台場の模型を展示」しているとの記事が目に飛び込んだので、映画「天下の兄弟喧嘩」に挿入するためロケに行って来た。
2年前にも反射炉を撮りに行ったのだが、その時は倉庫のようなところに分割して置いてあったので撮影することができず、由良台場のシーンはこれまでにもあったのだが、残念ながら反射炉の模型を登場させることができずにいた。
ここにきて、反射炉の模型を皆さんにお見せすることができることになりました。やったー。
反射炉、反射炉と簡単に言っているけど、反射炉って大砲の製造工場なんです。
メイドイン鳥取の大砲があったんですよ!150年前に。
幕末に大砲を製造していた所は、水戸、伊豆韮山、薩摩、長州、肥前そして鳥取といったところです。
幕末の藩の数は大小300位ですから、その中のたった6ヶ所の一つなのだから、たいしたもんです鳥取は。あの土佐にはなかったのですよ。龍馬さんの土佐には!
これが六尾反射炉(むつおはんしゃろ)の模型です。
でかい!でかすぎて置くところがないそうです。
あの、名探偵コナンの記念館がある建物の屋根に立っている2本の煙突は、この反射炉の煙突をモデルにしているのです。
もっと、自慢するべきですよ。
おまけに、戦艦武蔵・大和の46サンチ砲(海軍ではセンチをサンチと呼ぶ)の設計者 斎尾慶勝(さいおよしかつ)技術中将は、北栄町の出身なんです。
反射炉のDNAが武蔵と大和の主砲に流れているのを誇れるのではないでしょうか?鳥取県民は。
武蔵の最後の艦長 猪口中将、46サンチ主砲の設計者 斎尾技術中将、だから戦艦武蔵の映画を作りたいんです。僕は。
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