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2014年4月24日 (木)

<維新の魁>5月5日興禅寺ロケのあとで打上げ

映画の役者とスタッフの皆様

既にメールで案内しておりますが、5月4日、5日と映画ロケ本番で、5日の興禅寺ロケが終わった後、18時から駅南のもぐら屋で打上げを行います。

ご都合の良い方はご参加ください。

出欠がまだの方は、森本までメールでご回答ください。(参加料3200円)

ノンアルコール、ソフトドリンクもあります。

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ロケ前に思うこと

つれづれなるままに、ひぐらし硯にむかひて・・、いきなりコピペしてしまいました。誠にかたじけない。仕事の合間を縫って書いていますので、細かい誤字脱字、文の乱れはお許しください。

本番に向けて、役者さんに心がけてもらいたいことがあります。それは【セリフを読まずに、自分の言葉として言う】ことです。小学校の国語では句読点に気を付けて同じテンポで読むことを良しとしていましたが、日常生活でそんな喋りは聞いたことがありません。(高貴な人?)イントネーションやアクセントにはかまわず、自分の言葉で話してみてください。そのためには、セリフを覚えないといけません。(これが一番難儀ですなぁ)まずは、セリフを自分のものにしてください。

次に、その役はどんな状態で、誰に対して話しているか、もう一度お考えください。えっ、「何言ょ~るだいや。言われんでもわかっとるわい。」確かに仰せのとおりでございます。人に向かって話すだけ、ただそれだけです。でも、この単純な行為がどんなに難しいことか・・・!普段無意識でやっていることを意識的にやろうとすると、なぜか不自然になってしまいます。それは行動に余分な意思が加わるからです。春の鳥取砂丘への遠足には、アタッシュケースや非常持ち出し袋は必要ないのでございます。(うけねらいの海パンいっちょうはありです。)

日常においての行動・言葉は自然です。それは周りの事象がすべてリアルだからです。リアルでナチュラル、ビコーズ・・・、(おっと英検8級をひけらかしてしまいました。)まわりがリアルであればあるほど、実際に体験するようなものだから演技は自然とナチュラルになっていきます。撮影時に練習よりいい演技が出来るのは、衣装・景色・建物と実体験しているからです。

あとは役者の内面です。どれだけ細かく想像して、その中に自分が入り込めるかどうか?まるで妄想族です。(生まれた時からの成長過程、時代、環境と細かく設定する人もいるようです。)信じる者は救われる。まさに言葉通りです。ただ、客観的に自分を観察できないために、なりきったつもりでいる【勘違い】という落とし穴も用意してありますのでご注意ください。

とはいっても、なかなか妄想族にはなれませんし、明治維新を体感できる人は数少ないと思います。そこで、お勧めするのが実体験の引き出しです。これまで、さまざまな経験をされて、いろんな引き出しを持っておられると思います。これを使ってください。鳥取藩の役人を脅かす一大事も、平成の一般人のトイレが詰まる一大事も、その場面だけを取り上げたら、どちらも一大事で内面まではわかりません。(当然、度合いは違いますが)役の状態に適した引き出しを見つけてきてください。そして、明治維新を上書きしてください。

撮影時の外観(外面)と役者の内面、そして監督さんの熱意、これがそろえば、化学反応というか、相乗効果というか、フラシーボ効果というか?きっと何かが起こります。練習が短期間で、ほとんどぶっつけ本番なので演技としてはまだまだだと思いますが、画面からは情熱がにじみ出てくるでしょう。ひょっとしたら、オスカー並みの・・・。

芝居にはいろいろな形態があります。宴会の余興から能・歌舞伎・狂言、自然な芝居、一生懸命な芝居、あざとい芝居、見いってしまう芝居・・・。今のぼくが好きな芝居は自然で、リアル芝居です。なので、これを読んでいて違和感を覚える人がいるかもしれません。そんな方は、一つの意見として読み流してください。

とにかく、森本監督さんの映画がみんなに知れ渡り、支持され、発展していきますように!

ぼくとしては、人の心に届く、琴線に触れることのできる芝居に少しでも近づけれるように!

そして、打ち上げでおいしいお酒が飲めますように! 

少し毛の生えた素人役者 こと 助監督さん 書き込みありがとうございます。
助監督のこれまでの役者人生を集大成した 一言!
胸にしみるなあ。
役者を志す人は、このハードルを乗り越えた先の達成感・満足感・演じた役になりきることの陶酔感というか、魂が降臨するような感触(これを業界用語で「役づくり」というのでしょうか?)
これに喜びを見出してどっぷりとはまってしまうんだろうなあ!
私はこれまで3本映画を作っていますが、役者はまだしたことがないのですが、映画全体に魂の降臨を感じることが喜びな様な感じです。
今回作「天下の兄弟喧嘩」では、徳川慶喜、池田慶徳、孝明天皇、正墻薫など新顔が登場します。
ロケ本番では、役者の皆さんが役になりきって、現場のスタッフが鳥肌を立てるほどの名演技を期待します。
きっと、人生で最高の瞬間になること間違いなしです。
みんなあで最高の映画を作るぜよ~

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