「安達清風日記」に読む 幕末の鳥取藩 の著者 小谷夫妻が来鳥
映画「維新の魁」ではレギュラー出演者である安達清一郎(清風)が書いた「安達清風日記」を基に鳥取の幕末史を解説した『「安達清風日記」に読む 幕末の鳥取藩』の著者 小谷夫妻が鳥取に来られました。
元々は鳥取の方ですが、今は埼玉にお住まいということで、ご夫婦で1000キロの道のりを車で帰ってこられました。お疲れ様でした。
県立博物館で学芸員さんと一緒にお会いしたのですが、著書を見てびっくり。450頁の分厚い本で、あの読みにくい「安達清風日記」が非常に読みやすく解説されていて、嘉永6年の黒船襲来から明治17年に安達清風が亡くなるまでが書かれている。
まさに、私の維新の魁とシンクロしている。
映画を見てからこの本を読むか?この本を読んでから映画を見るか?どっちも一緒に見てください。
本当にすばらしいことです。これまでに色々な方が鳥取の幕末史を執筆されておられますが、小谷さんの著書は、清風日記が基になっていることが特徴です。
安達清風は、映画にもレギュラー出演している通り、鳥取幕末史のキーマンの一人です。
大久保利通や関鉄之介、有栖川宮熾仁親王、中川宮などなどそうそうたる顔ぶれと親交があり、幕末維新の裏の事情にも精通している。
その視点から鳥取の幕末史が語られているのだ。なんだかワクワクしてきた!
今までにない歴史書の誕生である。
しかも、自費出版ということで、自腹を切ってこの分厚い本を出版されたのだ。これも私とそっくり(維新の魁もすべて私の自腹。補助金は一切貰っていません。)
これで、本と映画の両輪で、鳥取の幕末史に光を当てることができます。心強い。
今は映画編集が急務なので、ひと段落してから読もうと思っています。
「幕末維新で活躍した鳥取藩を皆さんに知っていただきたい。」と小谷さんは熱い思いを語ってくれました。
私も同じ思いで維新の魁を製作しているので、本当に同志を得た気持ちです。


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