由良台場の講演会に行ってきました
本日、北栄町図書館主催の講演会「建築学からみる由良台場の構造」に行ってきました。
講師は、金澤雄記(米子工業高等専門学校建築学科助教)という新進気鋭の先生で、人気雑誌『週刊 日本の城』(ディアゴスティーニジャパン)の執筆・監修を務め、講演にも引っ張りだこの研究者です。
こんな人が鳥取にいたなんて驚きです。
先日、米子城の復元CGの記事が日本海新聞に出ていましたが、それがこの金澤先生です。
講演は、午後の講座だというのに眠気も催さず、素晴らしいの一言でした。時間配分もぴったりで、質疑応答もたっぷり時間を取っていただき、楽しかったです。
まだ、だれも本気で取り組んでいない台場を研究テーマにしているので、これからどんな真実を暴いていただけるのか、本当に楽しみです。
一発でファンになってしまいました。金澤雄記がんばれ~。
また、来場者の方が古老の話として、昔「六尾の反射炉の近くの肥溜めから土を持って帰って、アンモニアを取り出し、火薬の原料の硝酸を作っていた」との話を紹介されました。
反射炉で大砲作るだけじゃなく、火薬も作っていたなんて、150年前の鳥取藩すご~い。
戦艦大和の46サンチ砲を設計したのも北栄町の方です。
現在、北栄図書館では、六尾反射炉で作った大砲を探しているそうです。
いろいろ話が寄せられているそうですが、中々核心に迫れないそうです。
でも、その心意気が素晴らしい。自分とこの大砲は自分たちが追い求める。
その隣のラーメン屋のラーメンもおいしいです。おすすめ。
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